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鍵庄あんしん通信3月号【乾燥剤の使用期限】

今月は、【乾燥剤の使用期限】がテーマです。

湿度を嫌う海苔製品には、必ず乾燥剤が入っています。

容器の大きさや袋の形状によって使われている乾燥剤は異なり、容器の底に敷かれているモノが多いです。

ひとくちに乾燥剤と言っても、シリカゲル、生石灰、塩化カルシウムの三種類がございます。

鍵庄の明石の恵みに使用されているのは生石灰ですので、生石灰について説明致します。

生石灰は白い粒状で、不透明な小袋(耐水和紙など)に詰められています。成分は酸化カルシウムで強いアルカリ性の乾燥剤です。

特徴として、石灰乾燥剤は常に自重の32.14%の大きな吸湿量を示し、低湿度での吸湿力に優れている為、海苔やおかきなどに使われていることが多いです。他の乾燥剤と比べコストが安いこともあり、シリカゲルに並び多く使われている乾燥剤です。

ただし、生石灰は少量の水分を加えると消石灰に変化しますが、この時にかなりの高熱が発生するので取扱い及び処理をするときには注意が必要です。しかし、水分を含んで消石灰に変化して粉状になってしまえば発熱しないのでご安心ください。袋自体がパンパンに膨らみ、振ってもサラサラという音がしなくなったら使用期限を過ぎておりますので交換が必要です。

ぜひ、ご自宅の海苔の容器に入っている乾燥剤を確認してみてくださいね。