
第5回目のお弁当&川柳コンテスト、無事結果発表をさせていただく事が出来ました。ご応募くださいました皆様に心からの感謝申し上げます。応募数はお弁当・川柳とも前回から微増といったところでしたが、常連さんから新しい方まで幅広い方からご応募頂けておりまして非常に嬉しく思っております。
さて、今回のお弁当はテーマがはっきりしたものが多かったように思います。一目見るだけで作り手の思いや狙いが伝わってくる感じが致しました。甲乙付けがたいお弁当が沢山ある中で、その思いをセットにして選考させていただきました。結果、通常よりかなり大変ではありましたが、楽しい選考になりましたことに感謝申し上げます。内容としましては、秋やハロウィンというテーマが多かったと思います。さすがに季節というものを逃さないなあと思うとともに、季節感がちょっとずつ薄れていく感じもある今の社会の中で、お弁当によって食べる方が季節感を感じる事ができるというのは素晴らしいことだと思いました。四季折々のお弁当が味わえるのも日本ならでは。是非今後も続けて欲しいですし、そこに海苔がまた一役お手伝いできれば嬉しいですね。
そして川柳ですが、今回はテーマを【手巻き】とさせて頂きました。何気なく選んだワードではありましたが、これが予想以上にいいテーマとなりました。一番感じましたのは手巻き寿司を通じた人と人とのふれあいのシーンが本当に色々な表現でなされていたことです。子供の愛らしいしぐさ、そのときの祖父母の何とも言えない気持ち、家族のつながり、母の思い出、夫婦のワンシーン、などなど手巻きが繋ぐ【モノ】が沢山ありました。食べ物を通じて人と人とが触れ合う、そんな大事な事がぎゅっと凝縮されているのが手巻きなんだと改めて感じました。面白い川柳はもう、映像がダイレクトに入ってくるものがやはり強いですね。沢山笑わせていただきました。全体的に心温まる感じの選考となり、本当に和ませて頂きました。有難う御座います。
また、今回も特別審査員を西端康孝氏にお願いしました。西端氏は見る目が偏らないよう、順番を入れ替えたり時間を置いてまた見てみたりと本当に丁寧に選考してくださいます。いつも本当に有難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。
最後に、次回もまた多くの思いや感動にお会いできる幸せを祈りつつ、総評とさせて頂きます。本当にありがとうございました。
ト音記号から流れる五線譜模様のご飯の上に音符を乗せ、歌うお弁当をテーマに作ってみました。
海苔巻きおにぎりにチーズ、味付き油揚げ、海苔などで顔を付けてみましたお弁当を開けた時、ふと笑顔になってもらいたい、午後からも海苔海苔で(ノリノリで)辛い仕事も海苔きって(乗りきって)ほしい☆と同棲する彼へ心を込めて作りました☆
毎日欠かさず作るお弁当、その数々のお弁当で食べる本人はもちろん、見てくれたみんなも笑顔になるといいなと思い、キャラ弁作りを始めました。今回受賞させていただき、とても光栄でこれからの励みになります。味も見た目も更に腕を磨こう!と思える良いきっかけとなりました。ありがとうございました。